
2026年2月18日 2:55。
下部胆管癌で治療中だった父が旅立ちました。
余命1年と宣告されてから、わずか1ヶ月でした。
2026年2月22日、家族みんなで父を見送ることができました。
このブログに、父との思い出を書くつもりはありません。
ただ、今の気持ちを忘れないために、残しておきたくて。
私は、父が怒った姿を見たことがありません。
いつも誰に対しても寛大で、優しくて、働き者。
照れ屋だったから、言葉で褒めてくれることはありませんでした。
でも、笑顔や、頭を撫でてくれる手のぬくもり。
言葉よりもずっと重みのある態度で、私を大切に育ててくれました。
私は反抗期というものはなかったけれど、
10代のころ、誰かのことを「ああいうふうにはなりたくないな」と父に話したことがあります。
そのとき父は、怒るでもなく、こう言いました。
「一生懸命生きていても、そういう生き方しかできない人がいるんだよ」
その一言を聞いたとき、
「そうなんだ」と、自分がとても恥ずかしくなったのを覚えています。
父は怒らなくても、
たった一言で、私の心に届くようにいつも教えてくれました。
人としてどうあるか。
その背中で、そして言葉で、教えてくれました。
父に対して湧き上がる気持ちは一つです。
ありがとう。
パパ、ありがとう。
大切に育ててくれて、ありがとうございます。
人はいつか、人生の終わりを迎えます。
それは父だけではなく、私も、そして今出会っているすべての人も。
だからこそ、出会えている今を大切にしたいと改めて思いました。

