こんにちは!
今日は、歩きすぎたり運動をしたときに「どうして右のふくらはぎだけがつるの?」と不思議に感じたことがある方に向けて、その理由を少し深掘りしてみたいと思います。
運動後にふくらはぎがつるのはよくあることですが、「なぜか右だけ」というのはちょっと気になりますよね。実は、東洋医学の視点でも、現代医学の視点でも、面白い説明ができるんです。身体からのサインを読み解くきっかけとして、ぜひ読んでみてくださいね。
なぜ右だけ?東洋医学と現代医学でその秘密を探る
東洋医学ではどう考えるの? ~「肝」と「筋」、そして右側の特徴~
東洋医学では、ふくらはぎは「筋(きん)」に分類されます。「筋」は「肝(かん)」という臓器と深い関わりがあり、「肝」は血液を蓄え、全身に巡らせる役割を担っています。
しかし、運動や疲労が続くと、この「肝」の血液が不足してしまい、筋肉に十分な栄養が届かなくなることがあります。その結果、ふくらはぎがつりやすくなるというわけです。
さらに、東洋医学では「右脚は陰(血・水)」「左脚は陽(気)」と考えられており、「陰」が表す血液や水分が不足した場合、右側の筋肉に影響が出やすいともされています。つまり、右のふくらはぎがつりやすいのは、体の中でのエネルギーバランスが関係している可能性があるのです。
現代医学の視点ではどう見る? ~マグネシウム不足がカギかも~
一方、現代医学の視点では、筋肉がつる原因としてよく挙げられるのが「マグネシウム不足」です。
マグネシウムは筋肉の収縮とリラックスを助ける大切なミネラルで、不足すると筋肉が緊張しやすくなり、つりやすくなります。特に運動で汗をかくと、体内のマグネシウムが失われやすいため、つるリスクが高まります。
さらに、日頃からストレスや偏った食生活などでミネラルが不足していると、ふくらはぎのように負荷のかかりやすい部分に影響が出やすくなるのです。
ふくらはぎがつるのを防ぐには?
では、右のふくらはぎがつりやすいのを防ぐには、どんな工夫ができるのでしょうか?東洋医学と現代医学、どちらの視点も取り入れた方法をご紹介します。
右のふくらはぎがつりやすい理由には、東洋医学的には「肝血」の不足や「陰」のバランスの乱れ、現代医学的には「マグネシウム不足」などが関係している可能性があります。それぞれの視点をヒントに、自分に合ったケア方法を見つけてみてくださいね。
身体が送ってくるサインに耳を傾け、無理のない範囲で運動や生活を整えていくことが、健康への第一歩になります。この文章が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。どうぞお身体を大切にお過ごしください。
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