久しぶりに家でパンを焼きました。
丸いのはライ麦パン、ピザはマルゲリータです。ピザは、生地とトマトソースを手作りし、バジルはベランダで栽培していたものです。ライ麦パンはABCクッキングで教えてもらった、ライ麦と小麦の分量が絶妙でもちもち食感が美味しい生地。
2024年1月に手首の靭帯を断裂して以来、久しぶりに家でパンを手捏ねしました。
できるか不安でしたし、「途中で手首が痛くなったらどうしよう」と心配でしたがやってみたら、久しぶりのパン作りが楽しかったので、2種類も作ってしまいました(笑)その後、3日ほど手首の違和感と痛みが出ましたが、好きなパン作りがまたできるようになった喜びは格別です!
大げさではなく、これはさとう式リンパケアのおかげかなと思っています。当初、鍼灸師の資格を持っているので、自分で鍼もしていましたが、道具もいらない、いつでもどこでもできるセルフケアに切り替えたことで、日常の生活に追われながらも毎日ケアをすることができました。
どんなことも継続が大切ですが、その継続はなかなか難しいですよね。継続するには「楽しい」「気持ちいい」「癒される」など、続けたくなる気持ち的要素が大事だなと思います。さとう式リンパケアは、効果があるのに、動きがユニークで、名前もユーモラス。気持ちいいなと思いながらも、クスッと1人で笑ってしまうこともしばしばです(側からみたら変な人かもしれません)。だから、楽しく続けられました。
整形外科の先生には、切れた靭帯はもう治らないし、痛みも取れないと言われていただけに、またパン作りができたこと、趣味で習っている台湾茶レッスンを継続できていることが私には奇跡のように感じています。
1月から今日までの11カ月間、やっていたのは、切れた靭帯のところに教えていただいた伸縮性のばってんテープを貼り、毎日、「治ったらいいけど、やらないよりはやったほうがいいよね」と軽い気持ちで楽しみながらセルフリンパケアをしていただけです。
どんな方にもリンパケアが効果的とは言えませんが、やらないよりは良いだろうし、よくなるかもしれないという希望は、過度な期待でない限り、明日という未来が楽しみになります。
私は手首の靭帯断裂を通して、なくしたものは戻らないこと。後悔しても過去には戻れないこと。ある時には気づけないけど、なくなるとその大切さに気づけること。今回は自分の体の一部である手首の靭帯だったけれど、他の臓器や病気も同じだろうし、今近くにいてくれる家族や友人、職場の方々と過ごす時間も限りある大切なものであることに気づけました。これから重いものも持てないですし、痛みも完全になくなることはありませんが、とても大切なことに気づかせてくれた私にとって大きな出来事でした。
ありがとうございます。
【追記】
どんな伸縮性のテープを使っているのか、質問いただいたので載せておきます。
伸縮性テープはいろいろありますが、ご紹介させていただく3Mの伸縮性テープは、テープに紙が貼ってあり、シールのように剥がせます。はさみで切る時もベタベタせずに楽ですし、幅も25mmなので、半分に切るだけでちょうど使いやすい太さで使いやすいです。私の家の近所では探せなかったのでネットで購入していますが、ドラッグストアでも販売されています。まずはお近くドラッグストアを覗いてみてくださいね。