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無水加熱にも使えて、バクテリアの生存率も低い、煮沸すれば水もおいしくなる「シラルガン鍋」

無水加熱に使える「シラルガン鍋」

10年以上前に購入したシラルガン鍋でつくった簡単手抜きパエリアです。10年以上使ってもお鍋が劣化しないのがシラルガンの魅力

お気に入りだったSilit社(シリット社)のシラルガン鍋が、日本公式サイトでの販売を2019年2月28日に終了になってしまいました。今までのように気軽には購入できなくなってしまったと思っていたら、ドイツのWMF(ヴェーエムエフ)社が引き継いで復活したのです。シラルガンからFTM(フュージョンテックミネラル)に名称も変えて販売されています。カラーなどデザインは少々変更がありますが、機能はそのままです。今回はこのお鍋の素晴らしさをご紹介いたします。

Silit社のシラルガン鍋→WMF社のフュージョンテックミネラル

普通のお鍋と何が違うのか?

熱をいったん吸収すると逃がしにくい

これによってお料理の味をしっかりしみ込ませ、煮込みが最高に美味しくできあがるのです。さらに、保温力が大変優れているため、その余熱効果で調理時間が短縮できて光熱費の節約にもつながるという優れものです。高い熱伝導率が魅力です。

どんな熱源でも使える

ご家庭で使っている熱源ならたいてい何でも対応しています。ハロゲンヒーター、シーズヒーター、電磁調理器、ガスコンロなど。どの熱源を使っても、ムラのない熱伝導力で料理を美味しく仕上げます。

固くて丈夫な強化ガラスセラミック

表面はクリーンで安全、固くて丈夫な強化ガラスセラミック。表面の強化ガラスセラミックはガラスと同じ中性で、不純物をほとんど含まない大変健康に安全な素材です。テフロンは使いやすく、価格的にも手頃で魅力ですが、体にあまり良くないと知ってしまった私にとってはこの素材は魅力的です。もう10年以上使い続けていますが、購入した時期からほぼ変わらない状態で劣化していません。こんなお鍋そう多くないと思います。

無水加熱にも使える

無水加熱にも耐えられる硬さ・頑丈さで耐久性もお墨付きです。無水料理やケーキなどのオーブン料理にも手軽に使えます。デザインがステキなので、オーブンに入れて、そのままできたお料理をテーブルに出せるというのは嬉しいです。我が家の簡単パエリアはいつもこのお鍋でつくっています。不思議なのですが、フライパンによって同じ材料を使っても味が変わってしまうのです。お鍋って侮れないです。

バクテリアの生存率が低い

シラルガンのお鍋は、安全、お手入れが簡単だけでなく、見た目もおしゃれです。さらに、表面にミクロン単位の穴がほとんどないことで、バクテリア生成も抑制します。テフロンやアルミニウム・ステンレスに比べなんと1/75から1/30程度も低いバクテリアの生存率だそうです。すごくないですか。

水を煮沸すればカラダによい弱アルカリ性になる

水を煮沸すればカラダによい弱アルカリ性になることも証明されています。焼き芋やステーキなども遠赤による内部加熱で美味しく仕上がるんだそうです。シラルガンのお鍋で水を煮沸すれば、身体によい弱アルカリ水になることが実証されている写真が下記です。

煮沸した蒸留水のpH変化比較。左側(緑色):普通の鍋で煮沸した水道水。右側(青色):シラルガンで煮沸した水道水。(酸-中性-アルカリ性)

調理後、焦げ付いたらどうする?

水に少量の酢を入れて2~3分沸騰します(5分以上沸騰しないこと
さらに頑固な場合、クリーナーを使い、銅製タワシでこすれば大丈夫です

頑固なこびりつきもキレイに取れます

シラルガンのお鍋はまだ買えます。フュージョンテックミネラルとして生まれ変わりました!

日本公式サイトでの販売は終了しましたが、実はまだ購入できます。というのも、ドイツのWMF(ヴェーエムエフ)社が引き継いで復活したのです。シラルガンからFTM(フュージョンテックミネラル)に名称も変えて販売されました。嬉しいですよね。カラーも派手目なものが多かったシラルガンに比べて、色味を押さえたおしゃれな感じに変わりました。