毎日何気なくしている「噛む」動作。実は、私たちの体にとってとても大切で、健康にも大きな影響を与えています!そんな「噛む」動作をしてくれているのが「咀嚼筋(そしゃくきん)」です。「咀嚼筋」と呼ばれる筋肉たちのことを知ると、その奥深さにワクワクしてきます!
今回は、咀嚼筋の4つの種類、それぞれの働きや重要性、そして、その筋肉たちをリラックスさせることで得られる驚きの効果についてお伝えします。

咀嚼筋って何? 4つの筋肉を紹介
咀嚼筋は、食べ物を噛み砕くときに使う4つの筋肉です。それぞれが絶妙に連携し、私たちの食事をスムーズにしてくれています。
咬筋(こうきん)
頬の側面にある力強い筋肉で、主に下顎を上に持ち上げることで食べ物を噛み砕きます。咬筋のおかげで、美味しいご飯をしっかり噛んで味わうことができます。
側頭筋(そくとうきん)
こめかみの部分にあるこの筋肉は、下顎を引き上げるだけでなく、顎を後ろに引くことができます。この筋肉のおかげで、肉をしっかり噛み切ったり、口を動かしてしゃべることがスムーズにできるのです。
内側翼突筋(ないそくよくとつきん)
下顎を閉じる際に使われる筋肉で、咬筋と一緒に働くことでより強力な噛む力を発揮します。この筋肉があるから、硬いものも簡単に噛めるのです!
外側翼突筋(がいそくよくとつきん)
唯一、下顎を前に引き出す役割を持つ筋肉。外側翼突筋が働くと、下顎が前にぐーっと出て、顎を大きく開けることができるんです!話すときや大きく口を開けるときに大活躍します。

咀嚼筋をリラックスさせると何が起こる?
「え、筋肉をゆるめるの?」と思った方もいるかもしれませんが、実は咀嚼筋をリラックスさせることには驚くほど多くのメリットがあります。日常生活で知らず知らずのうちに緊張している咀嚼筋をゆるめると、次のような素晴らしい効果が得られます!
咀嚼筋が緊張するとどうなるの?
咀嚼筋が過度に緊張すると、体に悪影響を及ぼすことがあります。例えば、食いしばりや歯ぎしりが続くと、顎の関節や歯に大きな負担がかかり、頭痛や顎関節症、肩こりが発生する可能性があります。また、緊張が続くと、顔の筋肉にも影響が出て、顔が固まったような感じになったり、表情が硬くなったりすることも。
まとめ
咀嚼筋は、私たちが気づかないうちに大活躍している重要な筋肉です。これらの筋肉の収縮によって、食べ物を噛んで楽しむことができるんです!毎日の食事が楽しいのは、この小さな筋肉たちの見えない働きのおかげなんですね。次にお食事するときは、咀嚼筋に感謝をしたくなるかもしれませんね!
さとう式リンパケアなどで、咀嚼筋をゆるめるケアをすることで、食いしばりの改善や全身のリラックス、さらには健康な生活をサポートする効果があります。


