トランスファーライトルーム
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深い呼吸で体の緊張をゆるめるリセット法

「何だか体が重い、疲れが抜けない…。」
そんな時、あなたはどうしていますか?もし疲れすぎて何もできないなら、たった1つだけ試してほしいことがあります。それが「深い呼吸」です。

深い呼吸をするだけで、体も心も驚くほど軽くなります。

小学生の頃から慢性胃炎に悩まされ、大人になってからは肩こりや首こり、IGA腎症まで抱えるようになった私が、それを実感しています。

整体やスパに行っても「体が緊張しっぱなしですね」と言われるほど、心も体も常に力が入ってしまうタイプの私。それでも、この呼吸法だけはどんなに疲れていても実践できるし、確かな効果を感じることができています。

さとう式リンパケアの理論で知る「筋肉をゆるめる力」

さとう式リンパケアの基本理論では、「筋肉をゆるめる」ことが大切だとされています。
筋肉をゆるめる8つの条件の中には、口から「ふぅ〜」とゆっくり息を吐くという呼吸法も含まれています。実際に、鼻から吸って口からゆっくり吐き出す「深い呼吸」は、カチコチに硬くなった体の緊張をほぐす効果があります。

この方法の素晴らしいところは、疲れているときでも、いつでもどこでも実践できることです。特別な準備も必要ありません。ただ呼吸するだけで、体も心もリラックスできるのです。

深呼吸の健康効果:なぜ体が楽になるのか?

深い呼吸には、さまざまな健康効果があります。

自律神経を整える

深い呼吸をすると、副交感神経が優位になり、リラックスモードに切り替わります。緊張状態が解け、心拍数や血圧が安定することで、体全体が休息できる状態になります。

体の緊張を解きほぐす

呼吸が浅いと体の筋肉に酸素が十分に行き渡らず、緊張しやすくなります。深い呼吸は全身に新鮮な酸素を送り届け、緊張している筋肉をゆるめてくれます。

ストレスを軽減する

呼吸を深くすることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられることがわかっています。その結果、気持ちが落ち着き、ストレスが軽く感じられるようになります。

疲れた時こそ、呼吸を意識してみてください

ただ静かに、ゆっくりと深く息を吸い、吐く。最初はあまり変化を感じないかもしれませんが、数分続けると、肩やお腹の力が少しずつ抜けていくのを感じると思います。すると、気持ちもだんだんリラックスしてきます。

今日からできる!簡単深呼吸法

疲れた時やストレスを感じた時に、ぜひ試してみてください。ほんの数分で、体がふわっと軽くなります。

1. 楽な姿勢をとる

ソファや椅子に座る、あるいは横になってもOKです。体がリラックスできる姿勢を探しましょう。

2. ゆっくり息を吸う

鼻から息を吸い込み、3~5秒かけて肺が満たされるのを感じてください。

3. さらにゆっくり息を吐く

口から少しずつ息を吐き出します。この時、吸う時間の倍の時間をかけるよう意識しましょう(例えば、5秒吸ったら10秒かけて吐く)。

4. イメージをプラスする

吐く息とともに、体の緊張やストレスがどんどん抜けていくイメージを持つと、より効果的です。

たったこれだけです。場所も選ばず、道具も必要ありません。今この瞬間から試せます。

最後に

深い呼吸は「今、この瞬間」を楽にするためのシンプルな方法です。過去に戻ることはできなくても、今できることがあります。そしてそれが、未来の体と心を変える一歩になるのです。

もしあなたも疲れ切ってしまった時、「深呼吸してみよう」と思い出してください。そして、「こんなことで本当に楽になるの?」と思ったとしても、3回だけ試してみてくださいね。

深い呼吸の力を信じて、少しでも体が楽になる瞬間を感じられますように。